【2024年11月最新】イツキ光の総まとめ！即日開通できるが懸念点あり

イツキ光は500社以上あるNTTの光コラボレーション事業者のうちの1つです。

あまり取り上げられないマイナーな事業者で、ガッツリ記事にされたブログは少ないと思います。

「イツキ光は申し込んでも大丈夫な回線か」知りたい方は参考になる記事となっています。

ではさっそくこの記事の結論です。

下記リスクを負ってでも即日開通を希望する方以外は申し込むのはやめておきましょう。

 特典の受け取りが複雑
 工事費を含めると月額が平均より高い
 絶対に即日開通するわけではない
 悪徳光回線との関わり？
 3年契約

イツキ光は電話営業をしてる事業者で口コミがかなり荒れています。

電話営業で契約するのは言った言わないのトラブルのもとなので絶対にやめましょうね。

上記5つのリスクを負ってでも即日開通したい方は、「イツキ光の得するおすすめ申し込み窓口」を確認しましょう。

イツキ光のスペック

イツキ光で目立つ特徴は、「最低利用期間が36ヶ月」と「即日開通オプション」があることです。

月額

月額基本料そのものは一般的な光コラボと同等の金額です。

ただしこの金額に工事費用の分割金が上乗せされるので、他のコラボ光より高いです。

ファミリータイプ	マンションタイプ
5,280円	4,180円

工事費

ファミリータイプ	マンションタイプ
19,800円	16,500円

工事費は一般的な料金で、どの光回線もほとんどこの価格帯かこれよりも少し高いくらいです。

しかし他の光コラボでは結構当たり前に実施している工事費実質無料のキャンペーンはありません。

工事費の割引はなく、30回の分割払い。

月額に550円～660円上乗せされます。

ファミリータイプ割賦金

660円×30回

マンションタイプ割賦金

550円×30回

初期費用

初期費用は4,378円です。

どの光回線でも初期費用（事務手数料）として3,300円かかりますが、イツキ光はなぜか少し高いです。

通信速度・接続方式

下り	最大1Gbps
上り	最大1Gbps
IPv6対応可否	v6プラス対応 （IPoE/IPv4 over IPv6）

v6プラスに対応しているので、速度低下しにくいです。

初期費用で220円だけかかりますが、その後は月額基本料だけで利用できるので安心です。

IPoE/IPv4 over IPv6って何？という方はこちらを参考にしてください。

提供エリア

光コラボなので、NTTの管轄であれば利用できます。

僻地を除いてほぼ全国で使えるので、あまり気にしなくていいでしょう。

即日開通オプション

イツキ光の最大のメリットである（最大というかこれしかない）即日開通オプションというものがあります。

これは最短当日でインターネット工事を開通させるオプションのことで、他社光コラボでは費用を余分に払っても即日開通なんてことはできません。

即日開通オプションはオペレーションの最適化で実現

本当に即日開通が可能なのか疑問だったので、イツキ光にメールで問い合わせしてみました。

以下がメール本文です。

お世話になっております。

こちらはイツキ光申込受付センターです。
ご質問いただきありがとうございます。

–以下質問内容–
Q.即日開通オプションとはどういう仕組でしょうか？

工事はNTTの下請けでしょうから、NTTが混んでいたらどの光コラボでも工事は遅くなるはずですが、御社は他社光コラボとは違ってなぜNTTから工事優先の処遇を受けれるのですか？

–以下回答内容–
A.工事優先の処遇を受けている訳では御座いません。

申込受付時のオペレーションを最適化したことによって、案内を行った担当者がすぐに工事枠を確認できるようになっている為、当日もしくは翌日に工事枠が空いてた場合に限り最短で開通工事が可能なものになります。

※当日もしくは翌日に工事が完了した場合に限りオプション料金（22,000円）が発生します。

「オペレーションを最適化して工事枠をすぐに確認できるようになった」とのことです。

他の光コラボも見習って欲しいですね。

当日もしくは翌日に工事が完了した場合に限りオプション料金（22,000円）が発生します。

これも良心的でありがたいですね！

イツキ光から営業電話？がくるようになった

この問い合わせ時に「回答はメールで下さい」と記入して送信しました。

実際に回答は前章の通りメールできましたが、それ以来イツキ光から勧誘電話？（3日間）がくるようになりました。

イツキ光の口コミ・アンケート調査

イツキ光への口コミはかなり荒れてます。

大企業なら利用者が多いのでそれなりに悪い口コミも多くなるのは必然ですが、イツキ光はマイナー回線なのに、悪い口コミが非常に多いので注意が必要です。

多くの方がお怒りの声を上げている中で、電話勧誘によるトラブルに巻き込まれてしまったケースが目立っています

イツキ光が直接関与しているかは不明ですが、電話勧誘を外注する事業者の場合、このような問題が発生しやすい傾向にあります。

というのも、外注先の電話営業は専門的な知識が不足していることが多く、十分な説明なしに契約を急ぐことがあり、結果的にトラブルを引き起こすことがあるのです。

イツキ光の運営会社

会社名	株式会社ITSUKI
代表者	岩下一樹
本社所在地	東京都北区赤羽2-9-1
TEL	03-4400-6191
事業内容	・インターネットに関する総合コンサルティング業務 ・インターネットのホームページの企画立案、制作及び保守に関する業務 ・インターネット等のネットワークシステムを利用した通信販売業 ・インターネット接続サービス業 ・インターネット回線、ISP料金診断、最適化案内業務 ・携帯電話等の通信機器の販売
公式HP	https://itsuki-inc.net/

イツキ光の本社所在地が怪しい

東京都北区赤羽2-9-1はテナントビルのようです。

何階に事業所があるかの記載がなく、社名の看板もたっていないので実態はよく分かりません。

というかここって商店街なんですよね。

イツキ光は悪名高いハクト光と業務提携？

X（ツイッター）を調査していたら気になるツイートがありました。

NTT 西日本が、特殊詐欺被害軽減のために、申し出のあった高齢者世帯のナンバーディスプレイの月額費用を無償化した、というニュースを見て、これまでナンバーディスプレイの月額費用を惜しんで、番号通知なしで運用していた実家の電話について NTT に申し込んでみた。

— モリヤン (@moriyant) July 5, 2023

上のツイートは文章が続いていて、要約すると下記の出来事があったみたいです。

実家の契約を変更するためにフレッツに連絡したけど、すでにフレッツではなく株式会社ユーズ（ハクト光）になっていてそこに連絡しないといけなくなった。

ハクト光に連絡してやりとりしていたら、イツキ光に個人情報が引き継がれやりとりしたとのこと。

ハクト光について調べてみました。

ハクト光の口コミがヤバイ

ハクト光は解約金が3万円を超えるというトンデモない回線で、電話もメールも繋がりにくいようです。

実はイツキ光も法改正前は33,000円の解約金でした。

後述しますが、このハクト光、イツキ光と何か関係がありそうなんです・・・。

ハクト光は悪徳光回線そのもの

ホームページに金額と解約金の記載があったので画像を添付します。

ツッコミどころ満載なので丸をつけました。

月額は一見安く見えますが、よく観察しましょう。ツッコミどころ満載です。

それぞれツッコミ解説していきます。

ISPとの契約、料金が必要

「ISPとの契約、料金が必要」のようです。

光コラボなので、普通の事業者であればISPは一体型でしょう。

このISPの料金で毎月1,000円近く上乗せさせられると思います。

解約金33,000円

解約金が33,000円と異常に高いです。

2022年7月1日以降、月額利用料を超える違約金の請求をしてはいけないと電気通信事業法が改正されました。

 電気通信事業法における消費者保護ルール

なので、ハクト光は電気通信事業法に違反しているように思えます。

もしかしたら2022年6月30日以前の契約分のことを指してるかもしれませんが。

事業者変更に最大27,500円

事業者変更承諾番号の取得はどの事業者も通常3,000円程度です。
（ 2022年7月1日以降の契約の方は0円）

それ以上かかるのを見たことが有りませんが、ハクト光は最大で27,500円かかるようですね。

絶対に他社へ乗り換えさせない意気込みを感じます。

記載の金額は法人契約

最後の部分に「記載の金額については法人契約の場合となり・・・」と記載があります。

もうここまでくると、「法人契約なんてないから適当に法人契約の料金として表示させてる」ように思います。

工事費の記載がどこにもない

どこを探しても工事費の記載がないので怖すぎます。

工事費は光回線で一番お金がかかる部分なので、絶対に表示すべきです。

一部を除いて工事費がかからないことはないので、月額に上乗せされるはずです。

ハクト光のまとめ

ハクト光はISP料金＋工事費分割金が月額に上乗せされるので、他の光コラボより料金が高くなると思われます。

そしてISP料金、工事費ともに金額が不明で、月額基本料は法人の記載しかないので個人の月額基本料も不明というとんでもない光回線であることが分かりました。

悪名高いハクト光と繋がってる？

ハクト光が個人契約の月額の表示すらないとんでもない光回線であることがわかりました。

そのとんでもない光回線のハクト光とイツキ光が繋がってるとも思える証拠を見つけてしまいました。

ハクト光には住所登録が２つあり、1個はイツキ光と住所が全く同じでした！

会社名	株式会社ユーズ
代表者	記載なし
本社所在地	鳥取県倉吉市上井361-1-1D 東京都北区赤羽2-9-1◀イツキ光と同じ
TEL	0120-358-910
事業内容	記載なし
公式HP	https://hakuto.ne.jp/about-us/

もともとハクト光だったのをイツキ光にかえたのか、業務提携してるのかよくわからないですがハクト光に繋がってるのは危ない匂いがします。

代表者名の記載もないですし。

光コラボレーション事業者一覧に存在しない

ここまで、以下の3つを解説してきました。

そしてさらに衝撃の事実で、NTTの光コラボレーション事業者一覧に「株式会社ユーズ（ハクト光）」「株式会社ITSUKI（イツキ光）」が存在しないんですよね。

 NTT光コラボレーション事業者一覧

ということはイツキ光とハクト光は、どこかの回線のOEM回線かもしれませんね。

OEM回線は本家の劣化版なので、契約すべきでない回線です。

イツキ光のデメリット

他の光回線なら当たり前のことがイツキ光では当たり前じゃないのを留意しておきましょう。

イツキ光のメリット

即日開通オプション以外は、他の光に比べてメリットは弱いです。

キャッシュバック・特典

イツキ光のキャンペーンは2種類あります。

1万円キャッシュバック

新規開通限定で1万円がキャッシュバックされます。

1点気になるのは、受け取り方法の記載がないことです。

申込後に説明されるようですが、受け取り手続きが面倒な可能性大です。

特別プラン月額割引

こちらの窓口から申し込むと特別プランが適用されて400円×36ヶ月割引されます。

この特別プランのおかげで少しは工事費の足しになります。

総評・どんな人がイツキ光にすべきか

「即日工事できるなら22,000円払ってもいい！」「月額が500円程度平均よりも高くてもいい！」という限定的な方にしかおすすめしません。

また特典の受け取り方が「お申し込み頂いた後のご説明とさせていただきます。」とあります。

受け取り方が簡単なら記載するはずなので、受け取るのが大変な可能性が高いです。

それ以外の人はメリットがないので申し込まないこと。

これを機に一度回線を見直すべき

特に理由もないのに未だにフレッツ光などを契約している方、家族構成が変わった、スマホキャリアを変更したのに回線はそのままの方とかも意外と多いです。

それって年間で数万円損してしまいます・・・。

今は格安系の光回線もあるので、5年以上同じ光回線の人は一考の余地はありますよ。

こちらの記事で今のあなたに本当に合った光回線を調べてみましょう。1分で確認できます。

イツキ光の得するおすすめ申し込み窓口

正直な所、即日開通以外は目立ったメリットがないです。

ですが仮に申し込むとしたら、下記の窓口が10,000円キャッシュバックと400円×36ヶ月割引が特典としてつくのでおすすめです。

まとめ

最後に「イツキ光」についてのまとめです。

僕的にはどうしてもイツキ光に対して怪しさが拭えないです。

代表者名がないハクト光と住所が同じ、住所は商店街のさびれた雑居ビルみたいな所、NTTの事業者リストに存在しないなどが怪しさを増長します。

こうなると魅力的な即日開通オプションも怪しく感じてしまう…

とはいえどうしても即日開通をしたい方も一定数いるので、その方は下記窓口で申し込むのがお得に開通するコツです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。