ソフトバンク光10ギガにも遅い時はあるさ。対処法と契約する人への指南書

高いお金を払って10ギガにしたのに、「遅い、あまり前の回線と変わらない」という声は意外に多いです。

光回線の1000件以上の販売経験と、Wi-Fi調査の経験から10ギガ契約を紐解いていきます。

この記事を読めば、10ギガ契約で遅いと感じている方、これから10ギガ契約をすべきかどうか悩んでいる方の参考になると思います。

ではさっそくこの記事の結論です。

 速度が遅いか速いかは「使ってみるまで分からない。利用する地域の混雑状況による」です。

1ギガにすべきか10ギガにすべきか迷っている方はこちらの記事を参考にしてください。

ソフトバンク光10ギガが遅いという声がある

残念ながら「ソフトバンク光10ギガは遅い」という声が結構上がっています。

「10ギガでも遅くなる可能性がある」という前提で契約すべき

速度改善の対処法を試してもダメな場合は、結局のところ以下のNTTの文言が答えです。

「最大概ね10Gbpsとは、技術規格上の最大値であり実効速度を示すものではありません。なお、本技術規格においては、通信品質確保等に必要なデータが付与されるため、実効速度の最大値は、技術規格上の最大値より十数％程度低下します。」

インターネットご利用時の速度は、お客さまのご利用環境やご利用状況等によっては数Mbpsになる場合があります。

NTT西日本 フレッツ光 クロス

10ギガの回線を提供している大本のNTTがこう宣言しているので、10ギガに過度な期待はしてはダメです。

10ギガ契約のたくさんのお客さんの話を聞きましたが、普段は速いけど遅くなる時もあると仰っていました。

他社の10ギガも遅いという声がある

ソフトバンク光に限らず、他社の10ギガ契約でも遅いことがあるのは必然です。

なぜなら10ギガの回線を提供している大本がNTTなので、それを利用して顧客にサービス提供している他社光コラボでも遅くなるのは当然というロジックです。

1ギガで申し込むにしろ、10ギガで申し込むにしろ窓口が重要です。

10ギガでも遅くなる理由

10ギガ契約でも速いかどうかは、自宅周辺の利用人数や利用状況に左右されます。

光回線は32分岐されていて、その32分岐が全部使われていたり、1分岐先の利用者の使い方が重ければその分遅くなります。

このような仕組みなので、10ギガでも遅い時があるのは仕方ないのです。

次の章では、10ギガが遅い場合の対処法を紹介します。

これから10ギガの検討をしている方は、「10ギガの口コミ」の章を参考にしてください。

遅い場合の7つの対処法

10ギガ契約で遅い場合の対処法を紹介します。

上から順番に確認してみてください。

①LANケーブルやルーター、ハブなどの規格確認

いくら回線が早くても自宅の各機器がその速さに対応していなければ意味がありません。

ご自宅の以下の機器の規格を確認しましょう。

それぞれ解説していきます。

無線LANの規格

自前のルーターで中継機を使っている場合などには、その規格を確認しましょう。

本体の側面や裏側に必ず記載があります。

無線LANの規格	最大通信速度
IEEE802.11ax	9.6Gbps
IEEE802.11ac	6.9Gbps
IEEE802.11n	300Mbps
IEEE802.11a	54Mbps
IEEE802.11g	54Mbps
IEEE802.11b	11Mbps

有線LANの規格

有線LANの規格は7種類あり、最低でも10GBASE-Tに対応しているデバイスやルーターを使いたいところです。

有線LANの規格	最大通信速度
40GBASE-T	40Gbps
25GBASE-T	25Gbps
10GBASE-T	10Gbps
5GBASE-T	5Gbps
2.5GBASE-T	2.5Gbps
1000BASE-T	1Gbps
100BASE-T	100Mbps

LANケーブルの規格

最大通信速度が10ギガであることを考えると、規格がCAT6AのLANケーブルを使うことをおすすめします。

規格はケーブルに印字されています。

規格	通信速度	伝送帯域
CAT8	40Gbps	2000MHz
CAT7A	10Gbps	1000MHz
CAT7	10Gbps	600MHz
CAT6A	10Gbps	500MHz
CAT6	1Gbps	250MHz
CAT5e	1Gbps	100MHz
CAT5	100Mbps	100MHz

規格が高ければ高いほどいいのか？というとそうではなく、Cat8では家庭に向かないSTPケーブルのみしか無いためおすすめしません。

②再起動する

③配線の確認

配線の確認もしておきましょう。

４パターンがあり、それぞれ配線が違います

④ランプ状態の確認

赤色が点灯している場合はソフトバンクに問い合わせしましょう。

名称	表示（色）		状態
電源ランプ	緑色	点灯	電源が入っている
	消灯		電源が入っていない
アラームランプ	赤色	点灯	障害状態　※１
	消灯		正常
データ通信ランプ	青色	点灯	ＤＳ－ＬｉｔｅまたはＭＡＰ－Ｅのインターネット利用可能
	緑色	点灯	１セッション接続中　ＰＰＰのインターネット利用可能
	橙色	点灯	２セッション以上接続中　ＰＰＰのインターネット利用可能
	水色	点灯	ＤＳ－ＬｉｔｅとＰＰＰ併用でのインターネット利用可能
	消灯		オフライン状態
電話ランプ	―	―	将来拡張用
ＡＣＴランプ	緑色	点灯	ルータ機能利用可能
		点滅	ルータ機能でデータ通信中
	消灯		ルータ機能利用不可
登録ランプ	緑色	点灯	ネットワークから設定情報取得済
		点滅	ネットワークから設定情報取得中
	赤色	点灯	ネットワークから設定情報取得に失敗 （認証エラー）
		点滅	ネットワークから設定情報取得に失敗 （その他認証エラー）
	消灯		ネットワークから設定情報未取得
初期状態ランプ	橙色	点灯	工場出荷状態（初期化状態）　※１
		点滅	ＩＰｖ４アドレスが重複
	赤色	点灯	装置障害　※２
	消灯		通常状態
オプションランプ	緑色	点灯	ルータ機能利用不可
		点滅	無線ＬＡＮ（５ＧＨｚ帯）が動作中
	桃色	点滅	無線ＬＡＮ（２．４ＧＨｚ帯）が動作中
	青色	点滅	無線ＬＡＮ（５ＧＨｚ帯／２．４ＧＨｚ帯）が動作中
	水色	３回点滅 → ２秒点灯	ＵＳＢポートに機器が接続／切断
	消灯		無線ＬＡＮ機能が無効

※１　ファームウェア更新中はアラームランプが赤色点灯し、初期状態ランプが橙色点灯する場合があります。

※節電機能動作時は、アラームランプ、データ通信ランプ、電話ランプ、登録ランプ、初期状態ランプ、オプションランプが消灯します。

※装置の温度が高く、LAN4ポートのリンク速度が1Gbps制限中は、アラームランプ、初期状態ランプが赤色点灯します。

⑤ホームゲートウェイ設置場所の見直し

無線LAN（Wi-Fi）の電波は、設置場所や周辺機器の影響を大きく受けてしまいます。

そのため設置場所を変えると通信速度が改善する場合があるので、以下のポイントに注意して設置場所を見直してみましょう。

部屋の角にホームゲートウェイを置いていませんか？

壁から離して設置してください。

ホームゲートウェイの周りに物が無いのが理想的な環境です。

ホームゲートウェイの周りに無線機器はありませんか？

電子レンジや無線キーボード・マウス、固定電話子機など、他の無線機器とは一定の間隔をあけて設置してください。

電波干渉によって、速度が低下する場合があります。

ホームゲートウェイを扉付きの棚の中に置いていませんか？

棚の外に設置してください。

無線LAN（Wi-Fi）の電波が棚に遮られ、速度が低下する場合があります。

モニターやテレビの裏にホームゲートウェイを設置していませんか？

モニターやテレビからは離して設置してください。

電波が遮られることで、速度低下の原因となる場合があります。

床に直置きしていませんか？

なるべく腰より上の位置にした方が電波が通りやすくなります。

⑥SSIDの接続変更

ご利用状況によっては、接続しているSSIDを変更すると速度が改善する場合があります。

基本的にはSSID-3（xg100n-XXXXXX-3）に接続してください。

SSID-3は最大通信速度が速く、他の無線機器の電波干渉を受けにくい周波数帯を利用しています。

その代わり飛距離は短いので、Wi-Fi接続する場所によっては通信速度は遅いけど飛距離があるSSID-2や1を利用します。

家中をSSID-3で接続できるように中継機やメッシュWi-Fiを構築するのがいいですね。

SSIDによる通信規格の違い

SSIDの各仕様は、下表で確認しましょう。

SSID	最大通信速度	無線規格	電波干渉※1	障害物※2	周波数帯
SSID-3 （xg100n-XXXXXX-3）	54Mbps	IEEE802.11a	○受けにくい （影響が小さい）	×弱い （影響が大きい）	5GHz
	600Mbps	IEEE802.11n
	1.7Gbps	IEEE802.11ac
	2.4Gbps	Draft IEEE802.11ax
SSID-2 （xg100n-XXXXXX-2）	11Mbps	IEEE802.11b	×受けやすい （影響が大きい）	○強い （影響が小さい）	2.4GHz
	54Mbps	IEEE802.11g
	600Mbps	IEEE802.11n
	1.1Gbps	Draft IEEE802.11ax
SSID-1 （xg100n-XXXXXX-1）	11Mbps	IEEE802.11b	×受けやすい （影響が大きい）	○強い （影響が小さい）	2.4GHz
	54Mbps	IEEE802.11g
	600Mbps	IEEE802.11n
	1.1Gbps	Draft IEEE802.11ax

※1.電子レンジなどの家電製品やBluetoothを搭載した電子機器の近くで使用した場合の、電波干渉による通信速度への影響の大きさについての目安です。

※2.障害物を挟んだ通信の際などの、通信速度への影響の大きさについての目安です。

⑦セキュリティーソフト常駐プログラムを停止

セキュリティーソフトの常駐プログラムが通信速度に影響することがあります。

セキュリティーソフトは、パソコンに届いたデータやパソコンから送るデータを常に確認し、危険がないかチェックしているため、通信速度があがらなくなる可能性があります。

常駐プログラムを停止するか、他の動作の軽いセキュリティーソフトを検討しましょう。

対処法を試してダメなら別回線にするしかない

ここまで対処法をやってダメなら、自分の端末起因という原因を除けば乗り換えるしかありません。

なので乗り換え先は、フレッツ回線を利用していないNURO光やau光、電力系回線にすべきでしょう。

以下のリンクで選ぶべき回線を紹介しているので、参考にしてみてください。（1ギガ向けの記事ですが、10ギガでも内容は同じです。）

ソフトバンク光10ギガの口コミ

ソフトバンク光10ギガプランの口コミを速度面で調査しました。

速度は利用地域に左右されるので、参考程度にするのがいいでしょう。

速度に関する利用者の口コミ

「遅い」という評判が多かったです。

基本的に口コミはマイナス評価が集まりやすいので、しょうがないかなと思います。

Wi-Fi速度は1ギガとあまり変わらない、前より遅くなったなどの声があります。

マイナス評価の口コミ

中には100Mbps以下の方もいましたが、それに関しては自宅環境が悪いか設定を間違えている可能性が高いです。

プラス評価の口コミ

ソフトバンク光10ギガの速度平均値

「みんなのネット回線速度」で速度の実測値を調査しました。

直近3ヶ月に計測された94件の平均値は以下の通りです。

時間帯	Ping	下り	上り
朝	9.1ms	1138.97Mbps	1010.36Mbps
昼	11.67ms	820.74Mbps	2298.51Mbps
夕方	10.91ms	1172.87Mbps	1525.69Mbps
夜	13.82ms	409.3Mbps	490.56Mbps
深夜	9.13ms	1324.42Mbps	2118.03Mbps

利用人数が多い夜は遅くなります。とはいえ409Mbpsもあったら十分過ぎるくらいです。

10ギガと1ギガの違い早見表

ソフトバンク光の10ギガと1ギガの違いを表にしました。

		ソフトバンク光 10ギガ	ソフトバンク光 1ギガ
通信速度		10Gbps	1Gbps
月額料金 (2年更新プラン)	戸建て	6,930円 (ﾎｰﾑｹﾞｰﾄｳｪｲ込み)	5,720円
	マンション	6,930円 (ﾎｰﾑｹﾞｰﾄｳｪｲ込み)	4,180円
初期費用	工事費用※ (戸建て/マンション)	31,680円 実質2,880円		31,680円 実質無料
	事務手数料	3,300円
提供エリア		北海道/新潟/宮城/東京都/神奈川/千葉/埼玉/大阪/和歌山/京都/奈良/滋賀/兵庫/愛知/静岡/岐阜/三重 エリアの詳細確認する	全国
ソフトバンクスマホ割		あり
オプション	光電話	525円
	光テレビ	825円
キャッシュバック		最大40,000円

※立会工事ありの場合の額

＼ 工事費実質無料キャンペーン中 ／

ソフトバンク光10ギガの月額は戸建てもマンションも同じ

ソフトバンク光10ギガの月額は6,930円です。（必須オプションのホームゲートウェイ込）

戸建てもマンションも料金が統一されているのが10ギガの特徴です。

居住形態	プラン	月額料金
戸建	2年自動更新	6,930円
	5年自動更新	6,380円
	自動更新なし	8,140円
マンション	2年自動更新	6,930円
	自動更新なし	8,140円

初期費用/工事費は1ギガと同じ

初期費用、工事費は1ギガと全く一緒です。

10ギガなので工事費が高くなると思いがちなので、ありがたいですね。

工事費あんしんキャンペーンを行っているため、工事費は実質0円となります。

工事種類	工事費	特典
派遣工事あり	31,680円	1,320円×24ヵ月間割引
派遣工事なし	4,620円	1,155円×4ヵ月間割引

ソフトバンク光10ギガの提供可能エリア

ソフトバンク光10ギガを利用できるエリアを紹介します。

市単位で提供しているので、詳しくみていきましょう。
※提供エリア可能の市でも稀に提供不可のことが稀にあります。

提供エリアはフレッツ光クロスと同じなので、NTTの検索サイトでもご自身の住所で利用可能か確認できます。

 NTT東日本エリア検索
 NTT西日本エリア検索

ソフトバンク光10ギガのメリット

10ギガのメリットは以下の2つです。

それぞれ解説していきます。

1ギガプランより3倍速い

これまで解説した通り、10ギガだからといって絶対に速いわけではないですし、中には遅くなったり不安定になったという人も一定数います。

これは光回線の特性上、仕方のないことで実際に使ってみるまで分かりません。

しかし平均値で見れば1ギガよりも速いのは事実です。

	1ギガ	10ギガ
下り	305Mbps	943Mbps
上り	328Mbps	1310Mbps
ping	15.5ms	11.93ms

10ギガでは下りは3倍、上りは3.9倍もの差があります。

戸建てなら3年間の費用が1ギガと変わらない

ソフトバンク光の10ギガプランは、40,000円のキャッシュバック、開通月から6ヶ月間は500円で利用できるキャンペーンを展開しています。

これにより戸建ての方は3年間は1ギガプランと比較して、ほぼ同じコストで10ギガを利用できます。

ただし3年目以降はもともとの月額に差があるので、3年目以降の合計費用は10ギガの方が高くなります。

＼ キャッシュバック実施中 ／

ソフトバンク光10ギガのデメリット

ソフトバンク光10ギガプランには7つのデメリットがあります。

それぞれ解説していきますね。

10ギガ対応のLANケーブルや端末が必要

10ギガの速度を活かすためには、10ギガ対応のLANケーブルや端末（パソコンやスマホ）を用意する必要があります。

なくてもネットはできますが、それでは10ギガにした意味がありません。

1ギガ利用中でも10ギガにするには工事が必要

ソフトバンク光1ギガから10ギガに変更するためには、一旦ソフトバンク光を解約しないといけません。

したがって、ソフトバンク光の1ギガプランを利用している場合であっても、改めて工事、立ち会いが発生します。

一時的にWi-Fiが使えなくなる期間が発生するので留意しておきましょう。

ソフトバンク光1ギガから10ギガへの乗り換え方法や手順の詳細「ソフトバンク光10ギガ申込み～開通、キャッシュバック受け取りの流れ」にて解説しています。

転用、事業者変更に対応していない

ソフトバンク光の10ギガプランは転用、事業者変更でも申し込みを受け付けていないので全て新規で申し込みです。

1ギガより月額料金が2,000円以上高くなる

マンション	10ギガプラン	1ギガプラン
3年間の合計費用	176,600円※1	120,780円※2
工事費	実質200円～2,400円	実質無料
月額料金	6,930円 6ヶ月間は500円	4,180円
キャッシュバック	40,000円	33,000円※2

10ギガのマンションと1ギガのマンションでは月額に2,200円の差があります。（光BBユニットをレンタルで計算）

長く使えば使うほど価格差が広がっていくので、速度にこだわりがない限りは1ギガのマンションで十分です。

＼ マンションは安い ／

開通まで最短でも1ヶ月はかかる

ソフトバンク光10ギガは、申込み～開通まで最短でも1ヶ月はかかります。

1ギガであれば最速で1週間程度も可能なので、それに比べたら遅いです。

また現地調査が必要になる場合もあり、そうなると2ヶ月以上かかるので申し込むなら早めにした方がいいでしょう。

10ギガの対応ルーターのレンタルが必須

ソフトバンク光10ギガの利用には「ホームゲートウェイ（N）10ギガ」（月額550円）のレンタル契約および接続が必須です。

自分でルーターを用意する必要がない反面、その分料金は上がるのでなんとも言えないですね。

10ギガ基本料金6,380円＋レンタル550円＝6,930円/月

支払いは口座振替不可！クレジットカードのみ

ソフトバンク光10ギガの支払い方法は、口座振替には対応しておらずクレジットカード払いのみです。

どの事業者もキャッシュレスを推進しており、時代の流れですね。

口座振替だった人は、これを機にクレジットカードに切り替えましょう。

10ギガから1ギガへプラン変更はできない

10ギガを利用したけど、そこまで早くなくて1ギガに戻したい方もいるでしょう。

しかし10ギガから1ギガへはプラン変更ができません。

10ギガプランから1ギガへ変更する場合、まずは10ギガプランを解約し、その後1ギガプランを契約します。

既に光回線を引込してあるので、工事業者は家に来ず、機器の交換だけで済むケースが大半です。

10ギガプランから1ギガプランへ変更する際に発生する費用

費用	料金
事務手数料	3,300円
工事費	2,200円
解約月の利用料金	6,930円

10ギガプランから1ギガプランへ戻すには、10,000円程度の負担で済みます。

10ギガにメリットを見い出せず、通信費を抑えたいのであれば1ギガへ戻すのがおすすめです。

レンタルルーターの規格を調査

ソフトバンク光10ギガ契約はホームゲートウェイ（N）10ギガ（型番：XG-100NE）のレンタルが必須となっています。

10ギガ契約するにあたってこの規格は大切なことなので紹介します。

ホームゲートウェイ（N）10ギガの規格

LAN1～3ポート	規格	1000BASE-T/100BASE-TX （IEEE802.3ab/IEEE802.3u）オートネゴシエーション
	コネクタ形状	8ピンモジュラージャック（RJ-45）
	ポート数	3ポート
LAN4ポート	規格	10GBASE-T/5GBASE-T/2.5GBASE-T/1000BASE-T/100BASE-TX （IEEE802.3an/IEEE802.3bz/IEEE802.3ab/IEEE802.3u）オートネゴシエーション
	コネクタ形状	8ピンモジュラージャック（RJ-45）
	ポート数	1ポート
電話機ポート	コネクタ形状	6ピンモジュラージャック（RJ-11）
	ポート数	2ポート
USB ポート	コネクタ形状	タイプA コネクタ
	規格	USB 3.0
	ポート数	2 ポート
外形寸法		約37（W）×204（D）×219（H）mm（突起部、スタンドを除く）
無線LAN機能	Draft IEEE802.11ax 5GHz周波数帯	最大2401.9Mbps（帯域幅80MHz の場合）（自動切換）
	Draft IEEE802.11ax 2.4GHz周波数帯	最大1147.1Mbps（帯域幅40MHz の場合）（自動切換）
	IEEE802.11ac 5GHz周波数帯	最大1733Mbps（帯域幅80MHz の場合）（自動切換）
	IEEE802.11n 5GHz周波数帯	最大600Mbps（帯域幅40MHz の場合）（自動切換）
	IEEE802.11n 2.4GHz周波数帯	最大600Mbps（帯域幅40MHz の場合）（自動切換）
	IEEE802.11a 5GHz周波数帯	最大54Mbps（自動切換）
	IEEE802.11g 2.4GHz周波数帯	最大54Mbps（自動切換）
	IEEE802.11b 2.4GHz周波数帯	最大11Mbps（自動切換え）

ソフトバンク光以外の10ギガ回線3社を比較

結論、どの10ギガでも品質は同じです。

なぜならどの事業者も、NTTのフレッツ光クロスの回線を間借りして提供しているからです。

したがって「セット割引が適用されるかどうかで回線を選ぶ」という基本的なスタイルで10ギガの回線を選ぶといいでしょう。

間違ってもスマホがソフトバンクなのに「ドコモ光10ギガの方が速いと聞いたからドコモ光10ギガ」みたいな選び方はやめましょう。

回線	セット割引対象スマホ	基本料金 （戸建て/マンション共通）
ソフトバンク光 10ギガ	ソフトバンク/ ワイモバイル	6,380円
ドコモ光 10ギガ	ドコモ	6,380円
ビッグローブ光 10ギガ	au/ UQモバイル	6,270円
auひかり 10ギガ	au/ UQモバイル	6,468円
GMOとくとくBB光 10ギガ	なし	5,940円

【ソフトバンク/ワイモバイル】スマホ利用中の方

セット割引が適用されるソフトバンク光の10ギガにしましょう。

【ドコモ】スマホ利用中の方

セット割引が適用されるドコモ光10ギガにしましょう。

【au/UQモバイル】スマホ利用中の方

セット割引が適用されるauひかり10ギガ、もしくはビックローブ光10ギガにしましょう。

どちらかというと若干月額が安く、広いエリアで利用可能なビックローブ光がおすすめです。

【格安SIM】スマホ利用中の方（楽天モバイル、ahamo、mineo等）

セット割引がきかないので、シンプルに月額が安いGMOとくとくBB光10ギガにすべきです。

それぞれの回線をユーザーごとに次の章で解説します。

ドコモユーザーはドコモ光10ギガがおすすめ

ドコモユーザーであれば、ドコモ光10ギガがおすすめです。

項目	ドコモ光 10ギガ	ソフトバンク光 10ギガ
工事費	無料	実質420円～ 2,880円
月額	6,380円	6,380円
ドコモ セット割引	最大1,100円	–
ルーターレンタル代	390円 （必須ではない）	550円（必須）

ドコモ光はソフトバンク光と違ってルーターレンタルが必須ではなく、自分で用意してそれを利用することが出来ます。

そうすればさらに390円分毎月安くできるので、ご自身でルーターを用意できる方はさらに費用を抑えることが出来ます。

au・UQモバイルユーザーはビッグローブ光10ギガがおすすめ

auもしくはUQモバイルの方は、ビッグローブ光10ギガがおすすめです。

項目	ビッグローブ光 10ギガ	ソフトバンク光 10ギガ
工事費	実質無料	実質420円～ 2,880円
月額	1年間：5,478円 2年目以降：6,270円	6,380円
au/UQモバイル セット割引	最大1,100円
ルーター代	24,816円 (一括/分割購入)	550円/月 (必須)

ビックローブ光はマンションの10ギガの1年目は4,378円です。

しかし2年目以降は6,270円なので、長く使う方は気にせずビックローブ光は6,270円/月と理解すればいいでしょう。

同じau/UQモバイルで割引が適用されるauひかりは月額6,468円なので、ビックローブ光の方が若干安いのでおすすめです。

その他のスマホユーザーはGMOとくとくBB光10ギガがおすすめ

ドコモ、au、UQモバイル、ソフトバンク、ワイモバイル以外のスマホを使っている人には、GMOとくとくBB光10ギガがおすすめです。

項目	GMOとくとくBB光 10ギガ	ソフトバンク光 10ギガ
工事費	実質無料	実質420円～ 2,880円
月額料金	5,940円	6,380円
ルーターレンタル代	390円	550円（必須）

GMOとくとくBB光10ギガは単純な月額なら一番安いです。

ルーターレンタルが必須かどうかの記載は公式ページにもありませんでしたが、最安に変わりはありません。

ソフトバンク光10ギガを契約しない方がいい人

「これからの時代は～」「IoTの時代で～」みたいな理由で10ギガ契約を検討している人は、ちょっと立ち止まりましょう。

それぞれ解説していきますね。

普通にネットができればいい

1ギガ契約でyoutubeやネットサーフィンを5人くらいで同時にやってもそこまで支障は起きません。

一概には言えませんが、目安として5人以上で同時に高画質動画サービスを視聴したり、オンラインゲームするような場合は10ギガプランを視野に入れてもいいでしょう。

利用中の光回線に不満がない

今利用中の回線で特に不満がなければわざわざ10ギガにする必要はありません。

10ギガプランを契約することで体感速度は向上しますが、そこまで変わらない可能性もあります。

目立った不満がなければ、高い月額を払ってまで契約すべきではないです。

安さ重視で使いたい

ソフトバンク光の1ギガ（戸建）は月額5,720円、BBユニット込で6,270円で使えますが、10ギガ（戸建）であれば月額6,930円（ホームゲートウェイ込み）と料金が高くなります。

したがって光回線の安さ重視であればソフトバンク光10ギガはおすすめしません。

＼ 1ギガでも十分 ／

ソフトバンク光10ギガを契約した方がいい人

以下に当てはまる方は、ソフトバンク光10ギガ契約をした方がいいかもしれません。

それぞれ解説していきます。

オンラインゲームでラグに悩まされている

オンラインゲームのラグで困っている方はソフトバンク光の10ギガを試す価値はあるでしょう。

通信速度が速くなれば、Ping値を0に近づけやすくなるためです。

Ping値が低ければ低いほどラグがなくなす。

しかし繰り返しになりますが、どの回線も絶対に速くなる保証はないのでそこは留意しておきましょう。

高画質動画を頻繁にアップロードする

高画質動画を頻繁にアップロードする方はソフトバンク光の10ギガプランを検討してもいいでしょう。

アップロードする時に時間がかかるストレスと、月額と速度を天秤にかけて速度をとるなら10ギガにしましょう。

複数人で同時に高画質動画やオンラインゲームをする

一概には言えませんが、目安として5人以上で同時に高画質動画やオンラインゲームをするような人は、ソフトバンク光の10ギガプランをおすすめします。

接続する端末が増えて「同時」に大容量通信やリアルタイム性が求められるオンラインゲームをする場合は1ギガでは厳しい場面がでてきます。

ソフトバンク光10ギガ申込み～開通、キャッシュバック受け取りの流れ

ソフトバンク光10ギガは新規でしか申し込めないので、STORYで申し込むのが一番お得です。

よくある質問

10ギガでも光テレビは使える？

「ソフトバンク光テレビ」は、ソフトバンク光10ギガでも利用可能です。

現在利用中の人も引き続き利用できるので、安心して申し込めます。

10ギガでも光電話は使える？

ソフトバンク光10ギガでも、光電話が利用できます。

1ギガと同じく、月額料金は550円です。

NTTやソフトバンク光、コラボ光で発番した電話番号であればそのまま番号を引き継げます。

まとめ

最後に「ソフトバンク光10ギガが遅い」についてのまとめです。

速度が必ず速くなるわけではありませんが、今の速度に不満があったり、10ギガを使ってみたいという方は契約しても良いかもしれません。

しかし私の考えは、普通にネットができれば良い層には10ギガはオーバースペックなのでお金の無駄と思います。

＼ 1ギガも10ギガも ／